2010年2月20日土曜日

papermoon02 別アングル編

ほんとにたくさんの再生、マイリス、コメント、
宣伝ありがとうございました。

今回の動画が、新しい事をやっているわけでも
すごい技術を駆使してるわけでもないのは
MMDを使われている方々ならば理解されていると思いますが、
メイキングや別アングルで見てみたいという声もありましたので
公開してみたいと思います。
ブログで申し訳ないですが。
ちょっとした解説付き。

まず、OPのロゴ、アニメーションは
Adobe PremiereElements(以下PE)で作られてます。
本編じゃないので許してください……。

次にイントロ部分、ミクさんが寝てるシーンも
動かす必要が無かったのでPE上で最後に挿入。
一番と二番の間奏部分、EDもそうです。



(画像はそれぞれクリックすると拡大します)

シーン1後半、路地から猫の顔アップまで。
上から見るとペラペラ感が良くわかります。
っていうかこうやってみると興ざめも良いところですね……。
画面に映ってたものは全てダミーボーンにくっつけて
動かしてます。


シーン2後半、落ちるシーンです。
花弁にダミーボーンをくっつけて回転させてます。
それぞれのタイミングはずらしてますが、
主に移動してるのはカメラとミクさん。

一度撮ってみて、どうにも情報量不足を感じたので、
カメラアングルを変えてもう一度録画して、
PE上で重ね合わせてます。前半部分も同様。
手抜きアイデアですね!




シーン4。
まんなかにごっそりダミーボーンが余ってますねw
ドアは表側、裏側、枠の3枚の平面アクセで出来てます。
映像だとわかりにくいですがミクさんも移動してますよ。
ドアの中が黄緑色なのは、PEで合成して透過させるため。
ドアの中は、カメラワークをそのままに別に取り直した、



これを表示してます……が、
ちょっとこのシーンは失敗したな……。もうちょっと
面白さっていうかインパクト必要だった。
途中で重なる懐中時計のアップですが、
MMDで出力したものをPEで合成してます。
別にMMD単体でもまったく同じ映像作れると思うのですけど、
さすがにこれは面倒なので……。
そこまでこだわる必要は無いよね?




シーン5。
どんどんアップになるシーン。
正面真ん中からカメラがどんどん突っ込んでくわけです。
シンプルですねw

シーン6の時計がくるくる回るシーンも
MMDから出力したものをPEで合成してます。




シーン4&9。
奥から空、星、ビル街、住宅街、木、塀・電柱・地面、手前の電柱の
7層構造で、それぞれをスピード変えて動かしてるだけ。
こういうの楽しいですね。
特にシーン4のアングルはほんとに人形劇って感じ。




シーン8&10。
世界がどんどん切り替わるところですが、
ここの背景絵もMMDで動かしてます。
間にシーン9が挟まってますが、
シーン8と10はいっぺんに撮ってます。
なのでダミーボーンは20本以上使用してたりして大変。

曲名を表示した後の時計はMMDで出力したものを
PEで重ね合わせ。
最後のシーン11は、予選動画をPEで逆再生したものです。
気づいたよね?

以上。

全編MMDで作られてるーと思った方は
ちょっとがっかりしたかも知れませんが、
自分は普段からこれくらいはPEで加工してますし、
OPを除く全ての動くシーンは
MMDで出力したものを使用してますので、
胸を張ってMMD動画だぜ! と言えると思いますー。
どうでしたか? 面白かった?

時間があれば、ほんとに初心者さんが
MMDで紙人形劇(ペープサートっていうみたいです)を
作れるようになるかもしれない
流れ動画見たいのも作ってみたいなーと思っております。

しかし予定は未定!

papermoon01




動画を作るにあたって考えた物語のあらすじと、
登場人物について紹介。

なお、今回お借りしたLabyrinthという曲自体が
不思議の国のアリスをモチーフとして作られています。



まずミクさん。
ミクさんはミクさんです。外見はそれなりですが、
精神的には就学前後くらいなのかな?
あ、痛い子っていう訳じゃなくて、絵的な都合上だと思って下さい。
不思議の国のアリスの、アリスのポジションです。
わかりますよね?

ミクさんが抱いてるウサギのぬいぐるみがうさきち。
設定当初はうさすけだった気もします……。
まあどっちでもいいや。
そういう安易な名前をつけられた、
小さい頃から一緒のぬいぐるみです。

------

ある夜更けのこと、ミクさんは枕元に置いてあったはずの
うさきちが居なくなっている事に気づきました。
ミクさんはうさきちを探しに夜の世界へ。

------



水玉猫です。名前はなぜかメルクリウスといいます。
水玉→水星の連想?
モチーフはもちろんチェシャ猫。
黒猫なんだけど、普通じゃない奇抜な特徴を……ということで
ピンクな水玉になりました。
どうよこれ。
向こうの世界の生き物で、出会った人を奥深くへ
引きずりこむ危険な子です。
ただし悪気は無い。

------

見慣れたはずなのにどこかおかしい夜の街で、
ミクさんは一匹の黒猫に出会います。
その奇妙な姿に、ついつい追いかけてしまうミクさん。
振り返った猫が怪しく笑った瞬間!
足元がすっと消え、
深い闇の中へと落ちてしまうのでした。

いったいどこをどのように、どれだけ落ちたのでしょうか。
気がついたミクさんの前に広がるのは、
見たことの無い不思議な世界。
途方にくれるミクさんの目の前を、水玉猫が
ひらひらと現れては消えます。
元の世界に戻る方法もわからず、
とりあえずあの猫を追いかけてみるしかありません。

メルクリウスを追いかけて
おかしな街をさまようミクさんの前に現れたのは、
うさきちに良く似たウサギ。
おどろいて、嬉しくて、思わず声をかけますが、
カーシーと名乗った彼はうさきちの事など知らないとすげない返事。
ミクさんは気を落としつつも、メルクリウスの行方を追って
さらに奥へと進もうとします。
しかしカーシーは、
「これ以上奥へ行っては帰れなくなるよ、すぐに引き返しなさい」
と忠告。
ミクさんが帰り道もわからないことを告げると、
カーシーはミクさんの手をとり歩き出しました。

------



ミクさんの前に現れたウサギ。カーシー。
名前の由来はスコットランドかどっかの妖精から。なんとなくです。
うさきちと良く似てますが、本人は否定。
本当の所はどうなんでしょうか。
ご想像にお任せ。
イメージはもちろんアリスの白うさぎから。

------

カーシーに引かれて走りだすと、
今度は後を追いかけてくるメルクリウス。
なんとなく追いつかれてはいけないような気がして、
つないだ手にも力がこもります。
二人の行く手を遮るように、どんどん姿を変える世界。
薄暗い街を走っていたはずが、
キラキラかがやく不思議な森へ、
丘一面に咲くひまわりの畑へ、
どこまでも続く薄暗い竹林へ。
そして見慣れた(だけど少し違う)自分の暮らす街へ。
だけど街は、二人の後を追うようにみるみる崩れ始めます。
大きくて綺麗な夕焼けが昇る街角でカーシーは、
ここから先は一人で行くんだ、と手を離します。
驚くミクさんを置いて消えてしまうカーシー。
ミクさんはすごく悲しくなりました。
街が消え、カーシーも消えて、そしていつのまにか
ミクさんも消えてしまい、夕日だけが残りました。

気が付くと布団の中。すっかり夜は明けていて、
うさきちはいつもと変わらない顔でミクさんの腕の中にありました。

おわり。

------

細かい描写を省略したらなんか中途半端ですね……。
終わり方も唐突ですが、概ねこんな感じなので
あとはみなさんが適当に補完して下さいな。

アルカさんにどんな動画を作りたいかっていう説明しつつ、
自由に妄想をふくらませていった結果がこれ。
なのではじめから物語ありきで作っていたわけではなく、
最初から最後までの一本のストーリーが完成したのは
今です(えー)。

2010年2月15日月曜日

第4回MMD杯に参加しました

またしばらく更新が空いてしまいましたが、
あんまり事前に情報出しても興ざめだしね。
ではどうぞ。



不満というか、悔いは残ってます。
でも結構愛されてるみたいなので、後ろ向きなことは
ここでは書きませんよ。

解説とか、ほとぼりが覚めた頃にでも書こうと思ってますので
よろしく。

2010年2月3日水曜日

動画あげたよ

日記を振り返ってみると
意外にもずいぶん動画を上げてるなーと
いう感じでございます。
MMD杯動画作成の為多忙しのはずが、
息抜きで始めたモデル改造が止まらなくなり、ついに動画を
あげてしまうという
あれ何度目だこのパターン。

4度目だ!

小キキ、めぐぽ、Lat式に続いて
ってそれ紹介してなかった。



某ライトノベルに出てくるメグミカさんというキャラクターを
Lat式で作れないかなーという実験と、
捩じりボーンを自分で入れれないかなという実験、
そしてモーションブラーの実験をかねての動画です。
Lat式はかわいい。メグもかわいい。



ゆのっちも恋愛サーキュレーションもかわいい。
かわいいものがには目が無い!
というお話でした。
ちょっとカメラワークが落ち着かないかなー。
わりとパンチラ対策だったりするのですが。

さーてMMD杯がんばるぞー(棒読み)。