2010年4月17日土曜日

VMDSpectrumについて

動画で使用したエフェクトについての解説。

あれは全て自作のモデルをVMDSpectrum(以下VMDS)で
変形させているものです。
VMDSとは、極北さんが制作されたツールで、
wavファイルを突っ込むと、音量に合わせて表情が変化する
VMDファイルを吐き出してくれるようなものです。

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バンド数で、音を音域に合わせて何等分するか、
フレームスキップで、何フレームごとに動かすか、
対応表情は、なんて名前の表情が動くかっていうのを決めます。
詳しくはVMDS添付のReadMeを。



例えば、普通のミクさんをPMDEで開き、
表情「ウインク」をband1に、
表情「ウインク右」をband2に改名し、
VMDSの設定でバンド数を2にしてやると、
低音に合わせて左目を、高音に合わせて右目をぱちぱちする
VMDファイルが生成されるというわけだ。
bandは数が小さい側が低音側、大きい側が高音側なのです。
わかったかな?
VMDSには15バンドの見本がついてるので、
まずはそれで遊んでみましょう。

さて、自分の動画では何をやってたかというと、まず

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灰色で半透明の丸い板を8枚重ねたのを作ります。
つぎに、

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内側が白、外側に水色の二層構造のリングを作ります。
で、円盤の方は直径が変化する表情を、
リングの方は縦幅が変化する表情を作り、
VMDSで作ったバンド数8のVMDファイルを円盤で、
バンド数3のVMDファイルをリングで開いてやると
あんなんなるのですね。
なんでリングの方が3バンドなのかっていうと
2バンドで出すよりも3バンドで出して高音側を切った方が
動きが落ち着いて良いのです。

ちなみに円盤とリングはGoogleSketchUpでちゃちゃっと作り、
MMDExporterで.xファイル化したもの。

VMDSで楽しむためにはPMDEの基本的な使い方を
把握してるほうが良いかなと思いますが、
発想次第で色々なことに使えそうな面白ツールですよねー。
もっといろんな応用例が見たいところです。

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