2009年12月28日月曜日

新作上げたよ

楽しく漢唄見てる場合ではない。
MMD-DMC に合わせまして、動画を一本作りました。
よろしければどうぞー。


 
モーションを作り始めたのは2ヶ月以上前ですが、
Named After Youの製作を優先したので中断。
作成を再開したのは一週間ほど前の事です。
リアルが行き詰まってたところで現実逃避的に……。
 結局モーションは納得の行くものが完成せず、諦めたのが25日の夜で、
そこから適当にカメラと演出をつけました。
 いずれ完成版を……作り……たい……かも。

他にも*ハロー、プラネット。のトレスをやられてる方がいたのに
気づいたのは26日の午前中の事でした。
ほんと申し訳なかった。

あとテトラポッドね。
脳内で口ずさんでた時はね……。テトラポッドあったんですよ……。
でもなんか無機的な空間にふさわしいオブジェクトな感じで。
結果オーライとかね!

2009年12月23日水曜日

動画製作中

今までに無いくらい急いで一本作ってます。
あとちょっと……。

MMDと写真の合成講座はそれが完成してから。
 画像加工の初心者さんがPictBearGIMPPaint.netあたりの
無料ソフトで作成する手助けになるような、入門講座を。
というか、
自分はPhotoShop使いとしては未熟も良いところですので、
それ以上の高度な事はお教え出来ませんし。

ところで、
自分が住むアパートの駐輪場にひと月以上も前から
メガネが落ちてるんですけどあれはどういう事なんでしょうか。
状況が全然わからん。
ひょっとしたら建物の四方にメガネを置くことによって
発生する呪いとかそういうものでしょうか。


2009年12月18日金曜日

photogemikのこと


  
動画でもびにゅPが書いてくれたのですけど、
Named After Youの為に作った画像を
ニコニ・コモンズにて3枚配布してます。結構大きめ。
合わせて前作から3枚追加。
興味の有る方は持っていってね!


他にも素材用写真を色々配布中。

ニコニ・コモンズでは、どんな人がどれだけ
ダウンロードしたかっていうのを確認出来るんですが、
ありがたい事にほとんど毎日のように
誰かがどれかをダウンロードしてくれます。
うれしい話やね。

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photogemikについて。

自分はもともと
 写真を撮ったり画像を加工したりする仕事をしてたのですが、
被写体はほとんど「モノ」だったということもあり、
人間の写真を撮りたいなあ、という欲求が
常に有りました。

人間の素敵な写真を撮るには、
当然まず素敵な人間がいて、その人間が撮られることに
好意的じゃなくちゃいけないのですね。
しかし自分のように受動的な人の前に
うまいことモデルさんが現れることも無く。
(でもモデルになりそうな方に
声をかけてみたりはしてたんですけど)

 以前から
「このモデルなら実写背景にも合いそうだなー」と
興味をひかれてた七葉1052式(仮)という
ミクさんの3Dモデルが、MMD入りしたという情報を
目にした時に、
じゃあ人物写真の構図の練習と、
フォトショップを使った画像加工の練習をかねて
MMDで合成写真作ってみようかなあというのが
そもそものきっかけでした。

よつばとカレンダーについては、
作業を始めたときには全く意識してなかったんですけど
大のあずまきよひこファンである自分が
完全に忘れていたとも思えず、
まあ影響を受けたとも言えるのかなあという感じです。

それよりも自分の意識にあったのはこれ。
10年も前のなんですが、初めて見た時に
大きな衝撃を受け、時々思い出しては
こういうの作りたいなあと思ってました。

さて、

MMDモデル+写真の動画には、
ほとんど必ず誰かが「フォトジェミック!」って
書き込んじゃうくらい、
不思議と浸透してしまってるんですが、
自分としてはそれほど深い意味をもたせるつもりは
ありませんでした。

もともとphotogenicっていう言葉自体を
ちょっとレトロな感じがして好きだったと言うのもあって、
ミクさんの写真ならphotogemikかなーと。
自分の写真集系作品をひとまとめにするための
タグぐらいのつもりで適当につけたのです。
意外にも多くの人が食いついてくれまして……。

ちなみにコメにてフォトジェミックとして浸透するまでは、
自分ではフォトジェミクと読んでたり。

 このブログをわざわざ読んでくれてる人っていうのは
たぶんフォトジェミックな動画で興味を
持ってくれた人がほとんどだと思うので、
これから画像を作る上での技術的な解説とか
ちょこちょこしてみようかなと思ってます。

口だけにならなきゃいいね!

2009年12月14日月曜日

動画解説の追記と動画内のコメント返し

なぜここに書く!と言われそうですが
小心者なので……。

駅について。
ピンクの壁の駅は、おそらく埼京線中浦和駅だと思います。
ひょっとしたら横顔アップの方は武蔵浦和かも……。
一年以上前の写真なので自信なし。

「電子の座敷童子」について
 すばらしいと思います。妖精ってよりも座敷童子な感じがするなあw
ミクさんはどこにでもいるのかも。
「偏在」っていうのも良いですよね。SF的で。

「世界が美しいってことを思い出させてくれる」
その言葉を頂けて感無量です。


 「いつでも探しているよ どこかに君の欠片を」
あの曲のイメージがどこかにあったかもしれません。
また、
自分の動画は、確実に、新海誠作品の影響の上に
成り立っているので、同じものを感じていただけたなら
これ以上光栄な事はないかも。

「猫好きなのか」
好きです。だがアレルギー持ち。
あと、自分は責任感とか保護欲とかが皆無なので
ペットとしては飼えないだろうなあ。
江ノ島は猫いっぱいでいいよね。

「写真集欲しい」
良く言われますけどほんとに欲しいのかな。
需要があるんだったら考えちゃうな。
イベントとかで。同人的になんとか。
一般的なアルバム印刷のサービスを利用するとどうなんだろう。
いや、絶対売れない値段になりそうだな……。
写真集って高いんだよねー。

それとも生写真プリントしてアルバムにして配るとか?
うーん。
イベントとか行ってみたいかも。

 「さいたま市市民の森」
正解! ほんとすごいな!

「写真の底力を見た作品」
ありがとうございます。
拙い写真ではあるけど、
素敵な音と写真と、ちょっとした演出だけで
それなりに見れるものが出来るんだーって
思っていただければうれしい。
簡単だからみんなもどんどん作ると良い。

ほんとに好意的なコメントばかりで
ありがたいかぎりです。みなさんありがとう。

2009年12月12日土曜日

動画解説02



作り始めから構成とかの話。

作品全体の構成を考えるのは基本的に後回しにし、
素材用の写真も足りない事はわかっていたのですが
とりあえず何枚か作ってみるっていうのが自分のやり方です。


そうすると、「これが出来ちゃえばもう行けるだろ!」
みたいのが自然と出来るもので、
それができちゃうと全体の構成とか物語とかが
割とスムーズに湧いてくるのです。
今回の動画では、2番の最初の砂浜の画像、
そして一番最後の顔アップの画像がそうでした。
OPの原型を荒く作成した時点で
PremierElementに持ってって作業。
音にあわせておおまかに配置して様子を見ます。
この時点でりゅーりゅーさんに一度お見せしてます。
作り始めてから三週間目くらいかなー。

歌詞のフォントなんですが、硬さ、普通っぽさ、クラシカルな感じ、
ちょっとした違和感見たいのが欲しかったので
「梅ゴシック」というフリーのフォントを使用させて頂きました。

最初と最後の演出とかカメラワークとかを同じにしたループ構造の
動画って言うのが自分は大好きみたいで、
MMD杯の動画に引き続き、今回も同様の構造になっています。
ミクさんがいなくなった駅の写真は、
OPのミクさんがそもそも見間違いだったのかなあ、
というイメージで。

動画タイトルについて。

今までの一連の動画が(インチキ気味な)英語+漢字四文字、
という流れで来てたので、今回もまあ記載せずとも
タイトルだけはつけとこうと。
記載しちゃいましたが。
いつも適当に思いついた既存の言葉を、
アレンジしたりしてつけてます。

Passing Moment / 雷騰雲奔編。

完成版のタイトル、Passing Momentは、つかの間、
雷騰雲奔も、あっという間という意味です。

ちなみにPassing Momentは、タクティスオウガというゲームの
エンディングテーマが元ネタだったりします。
りゅーりゅーさんが洋楽を元ネタとして曲名をつけてたりするので、
そのへんなんかちょっとずれた二重構造みたいな感じで良いなあと。
たまたまなんですけどね。

モデルについて。

今回はわりと短い期間に撮影されたと設定しましたので、
使用したモデルは1体のみ。七葉1052カスタムの改造モデルです。
前回の動画からの主な改造点は髪型、服、瞳テクスチャかな。
瞳テクスチャの色変更、瞳孔追加は今回の加工のメイン。
これをやった事でミクさんの印象が
全然違うものになったと思います。

写真。

今回は特にどこだか分からない写真っていうのを意識してます。
そういえば最初のサビの一枚目の写真、
北池袋の跨線橋を当てた人はほんとにすごいと思う。
あれはよほど地元の人じゃないと分からないと思うんだ。

見終わったあと暗い印象が残るのは嫌だったので
なるべくさっぱりした写真を使おうと心がけました。
これが難しかった。
なんか自分は薄暗い写真ばっかり撮ってるんですよね……。

画像加工。

MMDのバージョンアップでJPG出力が出来るようになったのを
すごく喜んだのですが、どうも非常に圧縮率の高いJPG画像が
吐き出されちゃうみたいで使い物にならず。
今回もBMPで出力した画像を主に使いました。
MMDVer5では出力サイズの制限が無かったので、
デジカメ写真と同じ3000*2008で。
MMDVer6.以降はディスプレイサイズ以上で出力することが
出来なくなってしまった代わりに透過PNG出力が可能になったので、
その辺は写真によって使い分けました。
というか縦撮り写真は品質的に5.22で出すしかない。

写真加工に関しては、今まで同様の自分ルール順守。
自分の写真しか使わない。描き足さない。
物理的に不可能なシチュエーションの写真は作らない。
写真自体の見栄えを良くするような加工は可能な限りやらない。
等々。
加工画像とはいえ、なるべく素材で勝負したいのです。

とはいえ、元写真と切り抜いたミクさんを馴染ませるために
ほぼ手作業で影、暗色、ぼかし、ノイズ等を加えてます。
加工量は最初に作った動画の3倍くらいになってるんじゃないかなあ。
その代わり切り抜きにかかる時間がほとんど無くなったので、
作業時間の総量は減ってると思います。
一枚につき2時間くらいかな。

ああそうそう、トランジション。
動画内での画像の切り替え方。いつもとにかく悩みます。
今回はシンプルにするつもりが、
ふと思い付いてスライドプロジェクタ風にしてみました。
スライドって懐かしいですよね。体育館とかで見たあれ。
もうほとんど作られてないそうです。
目障りかなーとも思ったんですけど、
しっかりタイミング調整して
フレームレート下げてみたら意外なほどよい感じ。
今後にも生かせそうです。
でも全部手作業でやってるから面倒なんだー。

最後に、ほんとにしつこく繰り返しになりますが
今回のいろいろは全てりゅーりゅーさんのおかげです。
素敵な歌があって、信頼し、信頼してくれる相手の為に
めいっぱい自分の好きなことを頑張れると言うのは
これ以上ないほどに幸せな事だと思いました。
あらためて感謝。

りゅーりゅーさん視点での作品解説が
りゅーりゅーさんのブログの方に書かれていますので、
ぜひ一度読んでいただければと思います。
歌の魅力が一層深まること請け合いですよ。

http://pastdayssparkle.blog99.fc2.com/

うーん深い。

長文おつきあいありがとうございました。
質問等有りましたらお気軽に。

2009年12月9日水曜日

動画解説01



りゅーりゅーさん(びにゅP)とのコラボ、
っていうか動画をつけさせていただいた
Named After Youが、
15000再生達成、また、週刊ボカラン入りを達成することが
出来ました。もしこんなところを見てくれている方がいるなら
確実にあなたのおかげです。
ありがとうございます。

そしてりゅーりゅーさんありがとう。

りゅーりゅーさんとは前作の時に曲をお借りして以来、
仲良くさせていただいており、その流れで
今回の作品の話になったのですよ。

ふた月程まえにりゅーりゅーさんから音を頂き、
りゅーりゅーさんのリクエストも有り、
MMD杯の動画と同様のイメージで動画を作成することになりました。
写真物の動画を作るには、前作の経験から
最低一ヶ月以上はかかってしまうのですが、
りゅーりゅーさんも急ぎではないので……と、
言ってくださっていた事もあり、一応その事をお断わりした上で
お引き受けさせて頂くことになりました。
自分の中での完成の目標は11月中でした。間に合ったー。

ところで、
写真ものの動画を作るときは、はたからみたら引かれそうなくらいに
(それを動画にうまく反映出来ているかどうかはともかく)
物語を意識してつくってます。



MMD杯の作品では、歌詞の内容を意識しつつも、

「長年ともに暮らしたマスター的な人物が死んだ後、
彼が残した自分の写真を見、振り返りつつも未来に向かうミクさん」

というSF的妄想ストーリーが実は有りまして。

今回の「Named After You」は、
前作よりももっとリアリティの有る別れの歌です。

さていろいろ悩んだ結果、
今回のお話は

「偶然別れたあの子を見かけた気がして、つかの間振り返る思い出」

さらに言うなら、

「ハッピーでもなくバッドでもなく、
別れた時のまま思考がフリーズしちゃっている状態」

をイメージしてます。

なんか……歌詞のイメージを壊してしまったような
気もするのですが、その辺は申し訳ないです……。
あ、でも動画としては、
現実と空想(というか美化された過去の現実)が
入り交じったような良い感じになったんじゃないかなーと
自画自賛してるんですがどうでしょうか。
だめか。

続く。

2009年12月6日日曜日

三日坊主なんてもんじゃない 恐ろしいものの片鱗

あーすごい間が。

言い訳。
お話の続きはあるけど
(直接的では無いとはいえ)続編的な動画の
製作にとりかかってしまった以上、
続きは書かない方が良いな、という判断をしたのです。


っていうかそれ以外の
普通に日記的な内容の物を書かなかったのは……
にゃっぽんで満足してたからだろうな……。

こんな、あまりにもひどいブログなのに
ちょこちょこアクセスが有るみたいなので
意地で更新することにします。

ちなみににゃっぽんの投稿日記は
全て「外部に公開可」となっておりますので
気になる人は作品タイトルとかで
検索してみると良いかも。

2009年9月26日土曜日

forgotten memories a01


  *あるインターフェイスの回想

 現在、私の余剰稼動時間は50年ほどで、彼の稼働時間は-450時間ほどである。

 彼は、様々な記録に残る彼の姿からは想像つかないほどに普通だった。穏やかで、ナイーヴで、幼く、そして優しかった。その印象は最後まで変わらなかったと言ってよい。
 彼と初めて対面した瞬間に私は任務の大半を終了しており、以後の具体的な行動についてはほとんど何の指示もされていない。あとはただ生きるのみである。命令系統はその時点で既に途絶している。
 事前工作は滞りなく、私は彼以外の全ての人とっては”縁戚かつ隣人”として彼の日常に溶け込んだ。彼には事情の全てを話した上で、以後の私の処遇、私の接し方を一任したのだが、彼は大変に混乱したにも関わらず、「普通の友人のように接してもらえれば良い」という種の発言を行った。大物、というよりは深く考えていなかったのだろう。いや、考えることを放棄していたといったほうが正しいか。それほどまでに私の発言は、いや、私の存在は突拍子も無いものだったのだから。
 いずれにせよ、彼のその発言が私達の運命を大きく決定付けることになったのだ。
 私はこれまで多くの時間を彼と過ごした。私の思考は殆ど全て彼の事で占められていた。

 私に託されていた任務は三つ。

 第一に、彼と接触する事。
 第二に、第一の任務後、何の変化も発生しないようで有れば彼を殺害する事。
 第三に、可能な限り彼の観察を継続する事。

 全ての任務を完遂した時点で、私は何の意味もない存在となった。砂漠や荒野、ジャングル等、ありとあらゆる紛争地帯に散逸する鉄くず達や、遥か上空、墓場軌道を漂流し続ける巨大なデブリ群と同じである。
 余剰なのは時間などではなく、私自身なのだ。

2009年9月23日水曜日

わかる




SNSがあんなに書きたくなるのは、
皆からリアクションをもらえるからなのだ。
自分程度の人間がブログなんて書いたって、
楽しいこと何にもないのだ。
でも書く。
なぜなら、文章を書きたいという欲求が
そもそも自分の中にあるから。

ということで、今日からこのブログは
過去の大部分の記事をばっさり削除した上で、
某SNSからこぼれた独り言を書きなぐるところになります。
少し痛いかもしれません。
ひょっとしたらすぐに飽きるかもしれません。

以上。

2009年1月14日水曜日

王子 狐の行列



あけましておめでとうございました。
年越しは、東京都北区王子の狐の行列見学に行ってきました。
真冬の夜中に3時間近く立ちっぱなし。
限界でした。
老若男女、行列を取り囲む多くの人々が
当たり前のように狐のお面をつけている状況とか、
普段着的な和服の若者がぞろぞろいるところとか
想像以上に面白かった。
行列自体も面白かったですが、
その周りの状況が。
お囃子は魔力が有ると思いました。
獅子舞の人がちょーうまかった。

以上。